注文住宅の費用項目は大きく3つ!予算の振り方

家づくりとお金2021.09.21

注文住宅の費用項目は大きく3つ!予算の振り方

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突然ですが…
マイホームを新築することを検討している方で、
どれくらいの費用がかかるのかがわからなくてお困りの方はいらっしゃいませんか?

費用にはいくつか項目があり、それらをしっかりと確認しておくと資金計画が立てやすくなります。

こで今回は、マイホームを新築する際の費用項目と、予算を立てるポイントについて説明します。

マイホームを新築する際の費用項目について

マイホームを新築する際には、住宅自体の「本体工事」と住宅以外の「付帯工事」に分かれます。
これら2つの費用を合わせて建築工事費用と呼ぶため、覚えておきましょう。

費用の割合はおおよそ、本体工事の費用が約7割付帯工事の費用が約2割であり、残りが諸費用です。

それぞれの項目について、さらに詳しく確認していきましょう。

本体工事について

本体工事の費用項目のうち主なものは、

  • 仮設工事費
  • 基礎工事費
  • 木工事費
  • 内外装工事費
  • 電気、水道工事費
  • 住宅機器設備工事費

の6つです。

の6つです。 

仮設工事費は、工事の際に必要になる足場や水道業者の方が使うトイレを設置する費用です。

基礎工事費は、住宅の基礎部分の工事にかかる費用です。 

また、住宅を建てる際に使う木材の加工や建物の骨組みを作るための費用が木工事費で、
これは全体のおよそ3〜4割を占めるため、重要な項目と言えるでしょう。 

内外装工事費は、外壁の装飾や、室内の床や壁天井の仕上げにかかる費用で、 
電気、水道工事費水道管や電話線の配管のための費用です。

 そして住宅機器設備工事費は、風呂やトイレやキッチンの設備を整えるための費用です。

この他にも多くの項目がありますが、住宅に関係する工事の多くは本体工事に含まれると考えると良いでしょう。

付帯工事について

付帯工事の費用項目のうち主なものは

  • 解体工事費
  • 地盤改良工事費
  • 外構工事費
  • インテリア、電設工事関連費

の4つです。

 まず、もともと住んでいた住宅から建て替えで新築を建てる場合に必要なのが、解体工事費です。
これに限らず、購入した土地に既に住宅がある場合は、解体する必要があるため、気をつけましょう。 

そして、地盤が弱い場合に地盤を強化する際の費用が、地盤改良工事費です。
費用は地盤の状況によって異なり、安い場合でも数十万円程度、高い場合には100万円を超える場合があります。 

外構工事費は、庭やガレージ、フェンスを作る費用のことです。
外構工事費については、工事内容によって大きく変わると考えるとよいでしょう。 

インテリア、電設工事関連費家具やカーテンを取り付ける費用や、 
エアコンや照明を設置する際にかかる費用のことです。

実際には「カーテン工事」のようにもっと細かく記述する場合が多いですが、 最初は大まかに分類しておくとわかりやすいでしょう。

諸費用について

さまざまな税金や手数料、その他工事を伴わないものが諸費用に含まれます。 主な項目は、

主な項目は

  • 印紙税
  • 不動産取得税
  • 住宅ローン保証料
  • 登録免許税
  • 登記手数料
  • 保険料
  • 引っ越し費用

の7つです。 

印紙税各種契約書に貼付する形で納税する税金のことで、 
不動産取得税不動産を購入する際に納める必要がある税金です。

 住宅ローン保証料は、住宅ローンを組むための費用ですが、
金融機関によって金額が異なるため気をつけましょう。 

登録免許税は、不動産の所有権移転登記や抵当権設定登記など、
 登記をする際に国に納める必要がある税金のことです。 

登記手数料は、上記の所有権移転登記などを司法書士等に代行してもらう際に支払うもので、
依頼する司法書士によって金額が異なります。

なお、登録免許税登記手数料セットで考えておくとよいでしょう。

 ここまでマイホームを新築する際の費用項目について確認しましたが、 
費用項目は条件によって異なり、これら以外にもたくさんの費用項目があるため気をつけましょう。

予算を立てるポイントについて

冒頭でも紹介しました通り、資金計画を立てる際には費用項目について知っておくことが重要です。
これに加えて、さらに2つのポイントがあるため、確認していきましょう。

①支払いタイミングを把握しておこう

1つ目のポイントは、支払いのタイミングをある程度把握しておくことです。 

注文住宅は建物の着工時上棟時完成時など複数の支払いタイミングが発生します。
それぞれ高額になるため、事前にいつ支払う必要があるのか確認しておきましょう。

なお、不動産取得税などは家に移り住んでから半年以上経過後納税のタイミングが訪れます。

②資金計画は余裕を見ておこう

2つ目のポイントは、余裕をもたせて資金計画を立てることです。 

マイホームを購入する際に、貯金をすべて頭金として支払ってしまう方がいらっしゃいます。
しかし、生活費はしっかりと残しておいた方が、余裕を持って生活できるでしょう。

あらかじめ費用内訳ごとの予算の上限を決めておくと、使いすぎることを防げるためおすすめです。

 住宅の広さや設備の質によってかかる費用は異なります。
そのため資金計画を立てる際には、できるだけ購入予定の住宅のイメージに近い住宅のデータを参考にするのが良いでしょう。

頭金の準備や頭金を出すメリットについては、是非こちらの記事もご覧ください!

夢のマイホーム♫頭金はいくら準備する?

まとめ

今回は、マイホームを新築する際の費用項目と、
資金計画を立てるポイントについて説明しました。

  1. マイホーム「家」にかかる費用項目は本体工事・付帯工事・諸費用に分けられる。
  2. 各項目の支払いのタイミングをチェックしておくと◎
  3. 貯金=頭金は危険。余裕を持った資金計画を!

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