「建ぺい率」「容積率」とは?厳しい土地のメリットデメリット
土地選び2021.10.21
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本日は、建ぺい率と容積率が厳しい土地のメリットとデメリットを解説します★
土地探しに慣れてくると、建ぺい率や容積率で土地をあきらめる…ということも出てくるのでは?
気に入った場所なのに、なんでこんなに建ぺい率が厳しいんだろう…
自分が買うんだから、好きな大きさの家を建てさせてくれたらいいのに…
そんな風に思う方も多いかと思います。
なぜ、建ぺい率が決まっているのか、容積率が決まっているのか、今日はそんなお話です。
建ぺい率と容積率のおさらい
本題に入る前に、建ぺい率と容積率についておさらいしてみましょう。
建ぺい率
建ぺい率は、簡単にいえば土地を上からみたとき(水平投影面積といいます)、何%まで家を建てられるかを示すものです。
一般的には60%の土地が多いです。
50坪、建ぺい率60%の場合 50坪×60%=30坪となり、30坪の部分にのみ建物を建てられるということになります。
残りの敷地は庭や駐車場に使用できます。
容積率
容積率は、敷地面積に対して延床面積(1階部分と2階部分、3階部分など、全ての階の面積の合計)をどのくらいの広さまで建てられるかを示すものです。
容積率は用途地域によって50%のところもあれば、400%の場所もあります。
例えば、敷地面積50坪で容積率120%の場合、50坪×120%=60坪 となり、延床面積60坪の家を建てることができます。
容積率や建ぺい率はなぜ決められているの?
では、本題。
容積率や建ぺい率はなぜ決められているのでしょうか?
理由①防火のため
これが一番大きな理由です。
建ぺい率100%にして、土地いっぱいにみんなが家を建てると、隣家との隙間が数センチ!ということになりかねませんよね。
そんな状況で火事が発生すると、お隣への延焼は避けられませんね。
建ぺい率を定めるのには防火の意味合いがあるのです。
「じゃあなんで、繁華街はキチキチに店が並んでいるの?」
と思いますよね。
繁華街は防火地域に指定されています。
そのため、建物それぞれが耐火仕様になっていて延焼を防げるようにしているのです。
理由②日照権やプライバシーの確保
容積率、建ぺい率のしばりがないと、隣に高い建物が建ってしまって、極端に日当たりが悪くなるということが起こりかねません。
このためにも容積率と建ぺい率が決められているのですね。
理由③都市計画プラン
●住宅は住宅地のエリアに
●工場は工業地域に
●商業施設は商業地域に
とエリアごとに住民が暮らしやすいように、どんな地域にしていくのか計画されています。
その計画をうまく実現させるためにも建ぺい率・容積率は必要になるのですね。
例えば、商業地域には建ぺい率、容積率ともに高い上限が設定されることが多いですが、これは高いビルやマンションが建てられることを想定しています。
一方、住宅地エリアに高い容積率が設定されると、2階建ての住宅の横に高層マンションが建つ可能性があり、陽当たりの問題が発生してしまいますよね。
建ぺい率や容積率に上限を設定することで、こうした問題を回避しているのです。
まとめ
ということで、
建ぺい率と容積率の条件が厳しいメリットは、周りに高い建物が建つ心配がなく、日当たりのいい住環境が保証されるということです。
また、周囲の家も敷地にゆとりをもって家を建てているので、庭が大きく、植物が多くなります。
そしてゆとりのある閑静な住宅街の雰囲気が出来上がるのです。
デメリットとしては、土地の広さに対して、「これくらいの家が建てられるだろう」と思っていたよりも小さなものになってしまう、ということが挙げられます。
土地購入前に必ずチェックして納得してから購入することが必須ですね。
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