注文住宅、住んでから後悔しないため…よくある後悔ポイントや対処方をご紹介!
2024.03.24
こだわって建てた注文住宅。
夢のマイホームを手に入れても、不満な点があるのはとても残念なことです。
100点満点の家はない、とはいわれています。それでもできるだけ後悔はしたくありません。
今回は注文住宅で後悔することが多いポイントを解説し、後悔しないための対処法を考えていきます。
注文住宅の後悔ポイントを知って事前に対策
多くの人は注文住宅を建てるのは人生のうちで一度だけ。
このため、後悔し反省しても次に活かすことができません。
実は注文住宅で後悔する点はいくつかのパターンに分けられます。
この後悔するポイントを事前に知っていれば、後悔をゼロにはできないものの、その数を減らせます。
よくある後悔ポイントをみていきましょう。
注文住宅のよくある後悔ポイント
土地探しから始めて建築会社を選ぶところからが注文住宅建設のプロセスだとすると、建物だけでなく多くの項目があるのがわかります。立地、建築会社、間取りなどです。
注文住宅でよくある後悔ポイントは以下のとおりです。項目ごとに確認していきましょう。
建築会社選び
建築会社を選ぶ段階では、事前調査が大切。
なんとなく展示場に出向き、話を聞きいざ契約をしたものの、予算内に収めることができずオーバーしてしまったり、入れたい設備を入れることができなかったり、期限が決められていてじっくりプランを練れなかったり…。
結果的に後悔が残る形になってしまったという話は実際によくあります。
建築会社を選ぶ際は情報収集を念入りに。
実際に話を進める際も、担当者には希望をしっかり伝え、できることできないことを把握しておきましょう。
土地・立地
どんなに予算をかけて建物を建てても、立地条件を変えることはできません。
駅が近くなったり、騒音がなくなったりはしないのです。
土地は一度購入して家を建ててしまうと、取り換えができません。
それほど土地選びは重要なポイントです。満点の土地はなくとも、できるだけ理想に近い土地を探しましょう。
予算オーバー
建物を設計していると、どんどん予算が膨らんでいきます。
一生に一度の注文住宅。どうせならいい材料や設備を使いたい、と考えるからです。
その考え自体は決して間違っていません。
ただし、どこかで歯止めをかけないと予算オーバーとなってしまいます。
予算をオーバーしないよう希望に優先順位をつけておいたり、予備費のような余裕資金を持つようにしましょう。
間取り
間取りも建築後には簡単に変更できません。
リビングやキッチンはもっと広いほうがよかった、生活動線を考慮すればよかった、といった後悔をよくききます。
実際の広さ、住みやすさは図面やイメージだけではなかなか想像できないものです。
担当者にしっかりイメージを伝え、できるかぎり要望に近いプランを提案してもらいましょう。
設備・収納
間取りほどではないにしても、設備も簡単には買い替えられません。
リビングにコンセントが足りない、キッチンのレイアウトが悪い、といった声もあります。
また、リビングに広さを求めるあまり、リビングの収納が足りなかったといった例も。
荷物は増えていくので収納は多いくらいでよいでしょう。
後悔しないためには
ここまで多くの後悔ポイントをご紹介してきました。
多くの人が一度きりしか経験しない家づくり。
ポイントはわかっていても、なかなか後悔は減りません。
ではその後悔をなるべくしないためにはどうしたらよいか考えてみます。
家族で相談して優先順位を整理する
まずは家づくりで優先すべき事項を設定しましょう。
部屋の広さ、部屋数、設備など、家族の数だけ正解があるはずです。
その話し合いの結果を設計や土地探しに反映させます。
何かを優先させると、おそらく達成できないことがでてきます。
ですが、それは相談の結果、優先順位が低い事項のはずです。ある程度は割り切ることも必要となります。
担当者との打ち合わせを密にする
自分たちの家への思いやこだわりを実際に形にしてくれるのは建築会社です。
その窓口である担当者とは打ち合わせを密にしましょう。
ここで「全部言わなくてもプロだから察してくれるだろう」という見込みや憶測は捨てましょう。
たとえプロでも言葉を形にするのは難しいこと。
図や写真なども活用して相手がきちんと理解してくれるまで説明しましょう。
ネット情報を鵜呑みにしない
家づくりのさまざまな情報をネットで収集している人が多いことでしょう。
ネットには有用な情報がたくさん掲載されています。
実際に家を建てた人のブログなどは情報の宝庫です。
ですが、ネット情報をすべて鵜呑みにすることはできません。
中には公正ではない評価、偏見に基づいた記事などもあります。
ネット情報は参考程度ならよいですが、それだけを信じず慎重に判断しましょう。
まとめ
家づくりに完璧はないといわれています。
また、家は3回建てないと満足できる出来にはならない、とは有名な格言です。
こうした言葉が示すように不満のない家はなかなか難しいもの。
どこかで妥協や割り切りが必要です。
打合せ段階から妥協せずに家づくりを進め、それでも出てしまう不満は仕方がない、という心持でいれば気も少しは楽になります。
家づくりは本来楽しい作業です。その楽しさを忘れずに家づくりと向き合いましょう。
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